して当然だ。

読んでも何もしませんし何も起こりません。

モテないエリート

職場では毎週経済学の教授と話をしている。この人は経済学界の若手ではかなりエリートで非常に頭が良いのですがなんつーかマジで学者。現場を知らないとはこのことかっていうくらい学者のスペシャリスト。経済学者が株なりお金を動かしたらいけるかっていったらいけないじゃないですか。経営学者が経営をうまくいかせられるわけじゃないですよね。そんな感じの超エリート。だから仰ることは至極全うで所謂「正論」なのだけど、いかんせん現場を知らないから「ではどうして世の中がその理論の通りに動かないのか」がわかってない。その上昔から両親との関係も悪いせいか人間関係について理解が皆無。人事マネジメントをからっきし知らない。数字を動かしているのは人だし人が悩むポイントって結局は人。その「人」というポイントには非常に疎いので数字と人を切り離して考える傾向にあるらしい。困ったものだ。

良い服着てるし体も鍛えているのでなかなか似合う。若手エリート教授だから給料も良いでしょう、自分で稼いでると自負しちゃうくらい。しかし、上記に述べたような人なのでまぁモテるはずもなくそこは本人も悩んでいるらしい。本人からは以前「女性からの評価がね・・・・・」と不満そうに語られていた(要するにモテない)が、結婚だ愛情だの話になると「結婚に良い未来をイメージできない」←これは両親と仲良くないから自然な思考かもしれないが。「結婚して財産が半分になるのが腹立つ」じゃあ稼いでる女性と結婚すれば?というと「僕ほど稼ぐ女性なんてそうそういない」とかはっきり言っちゃう。そこまで言うくらいなのにどうして女性からの評価が欲しいんだろうと不思議でならない。お金もあって良いものまとってそれでもモテないことが不満ってことは結局愛情が欲しいんだろうに、それを言えないがために強がって矛盾が生じている。そもそもモテないことの何が問題なのか?を考える。TRIZ理論てやつだ。おそらくこの教授の好きな理論からいくと女性からの評価なんて不要なはずなんだ。でも欲しいんでしょ、素直にモテたいって言えばいいのにな。人は数字だけでは動かないことが大いにあるんだからそれを受け入れたうえで経済学を勉強するとより根深い謎が解けていくはずではなかろうかね。なんて考えている、印刷機もコピー機も壊れて仕事がない昼下がりだった。